薬膳
7月になりました。
だんだんと夏の果物が店に並ぶようになりました。
つい最近、近所で西瓜を見かけました。
ちょっと早いかもしれませんが、西瓜は薬膳で「使い道が多い」果物と言われていますので、旬になる前に取り上げたいと思います。
西瓜は五味が甘、五性は寒、帰経は心、胃、膀胱です。
効能は清熱解暑といい、文字通り暑気あたりや日射病など、熱をさますことが必要なときにぴったりな果物です。また、利水の働きもありますので、むくみにもいいでしょう。膀胱トラブルにもオススメです。
日本では冷蔵庫に入れてきーんと冷やして食べることが多いですが、お腹を冷やしてしまう＝身体を冷やしてしまうという考えから、中国では常温でたべることが多いそうです。
また、西瓜は赤い果肉だけではなく、皮に近い白い部分、皮についても食材として使えます。
サラダやつけもの、スープにして召し上がってみてがいかがでしょう？
効能は同じく清熱でもありますが、薬膳では利水（水はけをよくする）食材として多用されます。
水分をたっぷり含んだ、自然の恵み。
果物でも、デザート以外の食べ方もありますから、ぜひお試し下さいね
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