運動不足の梅雨におすすめのトレーニング

梅雨の時期は、外に出て汗を流す機会が少なくなります。

そんなときは、アクティブストレッチがおすすめです。

アクティブストレッチなら運動不足になりがちな梅雨時でも室内で簡単にできます。

■アクティブストレッチとは?

ゆっくりと時間をかけて体を伸ばしていくストレッチよりも、さらに体を伸ばしたり縮めたりして体を動かしながら筋肉や関節をほぐしていくのがアクティブストレッチです。

普通のストレッチよりも運動量は多めになります。

ジョギングなどの本格的な運動の前後のウォーミングアップやクールダウンにも効果的ですね。

■運動不足のときのトレーニング

雨続きのときにおすすめの運動が「皿まわしエクササイズ」です。

家で手軽に体を鍛えられます。

運動不足のときの激しいトレーニングは、やり方を間違うと、体に余計な負担がかかることがあります。

久しぶりに運動する人たちに対して、専門家たちが推奨するのは、ダンベルなどの重りを使わず、自分の体重だけで行う「自重負荷トレーニング」です。

場所を選ばず、何も持たずにできるので取りかかりやすいです。

「皿まわしエクササイズ」も、自重を活用する体操です。

一般的なウエイトトレーニングは、筋肉を強化し、筋肉量を増加させることを目標としています。

私たちの体の中心を支えるコアマッスル(体幹筋)を強化することは、後回しになりがちです。

皿まわしでは、低強度でゆっくり動作を繰り返します。

それによって筋肉の弾力性を高め、コアマッスルを鍛えていきます。

■全身をバランスよく

生活習慣や仕事の特性上、一方にかたよった姿勢を取り続けていると、筋肉の使い方に偏りができてしまいます。

皿まわしは、どなたでもゲーム感覚で気軽にできる全身運動です。

手のひらの上にお皿が乗っているとイメージし、それを落とさないようにして腕を大きく動かします。

実際にお皿を乗せてもOKです。

お皿を回す動きによって腕、首、肩、腰、足を刺激していきます。

全身の関節・筋肉を動かしていきます。

■運動を長続きさせるコツ

運動を長続きさせるコツは、あまり無理はしないことです。

例えば、1日に2-3セット、週3-4日のペースでもいいでしょう。

栄養や休息をとり、疲れが完全に取れてからトレーニングを繰り返すと、集中力も上がりやすいです。

トレーニングの前後にはストレッチで体をほぐすことも大事だとされます。

特に運動後のストレッチは、疲労回復という面でおすすめです。

皿まわしエクササイズなら、ストレッチと有酸素運動を組み合わせた体操なので、体をほぐしながら、体を鍛えることができます。

ストレッチに関しては、よく「イタ気持ちいい」という表現が使われることがあります。

ただ、『イタい』というのは、やはり無理をしていることでもあります。

筋肉に過度の負担をかけているかもしれません。

ゆっくりと反動をつけず、ストレッチしたい筋肉を意識して「気持ちいい」ところで止めておくのが原則です。

■呼吸も大切

呼吸も大切です。

運動中は呼吸を止めずに、力を入れて筋肉を縮めるときに息を吐くようにしましょう。

さらに、関節を痛めないよう反動や弾みは付けず、前後左右とバランス良くやることもポイントです。

『今ここを鍛えているんだ』と使っている筋肉を意識すると、成果につながりやすいとも言われています。

呼吸や意識をレベルアップしていくと、上半身の力が抜け、重心が下半身に移っていきます。

■コンディションに気を配る

梅雨の時期は、運動するコンディションにも気を配りましょう。

暑いと体力を消耗しやすいです。

程良い冷房はOK。

ただ、冷え過ぎは筋肉がこわばって縮まりやすくなるので、注意しましょう。

汗をかくので水分補給は忘れずに。

筋肉を鍛えれば、太りにくくなります。

体を動かすことでストレス軽減にもつながります。

外に出なくても簡単にできるので、運動不足解消などにぜひどうぞ。

ジメジメした季節こそ、健康管理が大事です。

早寝早起きを心掛け、就寝や起床の時間を一定にして規則正しく生活しましょう。

食生活は、バランスのよいものを規則正しく食べ、朝食はきちんととりたいですね。

スタミナ回復には、ビタミンB1(豚肉など)やニンニクの成分アリシンなどがおすすめだとされています。

梅雨こそ自己調整でカラダと心を元気にしましょう!

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